すぎまり39108の日記

絵を描いたり、新しいものを見つけたり、日々の出来事を綴ります。

感動の嵐✴︎東山魁夷展

今日は東山魁夷展に行く日です!

生誕110年東山魁夷展‼️
http://kaii2018.exhn.jp/

現在改修中の奈良の唐招提寺より障壁画を
移設して展示されているというのが
大注目のお楽しみです❣️❣️

初めて東山魁夷さんの作品を生で観たのは
大学1年の時で
一瞬にしてその美しさと迫力に魅了されました。

20代は何度か展覧会で作品を拝見できたけれど
生活に追われて
随分長いこと生で作品にお目にかかっていませんでした。

やっと余裕、というほどでもないけれど自分の時間が持てるようになり
今回は9月から前売り券、
しかもオリジナルトート付きなんてチケットを買ってしまって
我ながらミーハーと思いながら楽しみにしてきました。

方向音痴を発揮してもちろん道に迷いながら
たどり着いた国立新美術館‼️

ワクワクのドキドキ💓

同じ方向に向かう方々も皆
期待している様子で
会話も弾んでいます。


会場に入ると
まず、1章国民的風景画 のコーナーです。

30代後半から50代前半の頃の絵があり、
久々に会えた懐かしい作品や
初めて会う作品や
会ったことあるけど忘れていたかもしれない作品😅たちに
心洗われました。


次は、2章北欧を描く のコーナーです。

30第40代の頃の作品で
北欧の独特の風景を
日本画で表現したいと思われたんだなあ〜
と、その心のうちを覗いて見たい気持ちになりました。


その次は、3章古都を描く・京都 のコーナーです。

胸打つ作品もさることながら
題名もそれぞれ素敵で
中には読み方もわからない難しいものもありましたが
作品を詩的に表現してより思い入れを深くしてくれます。

東山魁夷さんは文学的才能もおありだったのかしら?
誰か題名考えてくれる人がいたのかしら?

ご存知の方は教えてください🙏


そのまた次は、
4章古都を描く・ドイツ、オーストリア のコーナーです。

展示されている7点は全て1971年の作品で
63歳頃です。
ドイツ、オーストリアに行かれて
描いてみたいと思われたんですねー…

心が若いだけでなく
身体もお元気だったんでしょうか。

そのエネルギーも素晴らしいですよね。


そして次は、
5章唐招提寺御影堂障壁画 間奏 白い馬の見える風景 のコーナーです。

白い馬の作品がこんなにあるのか〜
と、思いながら角を曲がると、

襖絵 「涛声」が目に飛び込んできました…

波の音が聞こえるような迫力と美しさ…

息を飲んで
感動と一言で言えない
色々な感情で胸が苦しくなりました。

大作の障壁画を前にして
山の冷気を感じたり
風を感じたり

もう心の中は熱い興奮の嵐🌀
心の中で大号泣😭😭😭

東山魁夷さんは
一体どう言う心持ちで
これらの作品を生み出したのだろうかと
尊敬と感謝と、、、
様々な思いが湧いてきました。

日本の宝の作品に恐れ多いですが
私にとっても思いの深い作品で
思い出が噴き出てきました。

何十年も前に
テレビで制作のドキュメントを観た時のこと
その数年後に展覧会で出会えたこと
その後も思い出しながら眠りについた日々…
折に触れ思い出し、また会いたいと思い続けた年月…

いつまでも観ていたかったけれど
また会える日までさようなら…


そして最後は、6章心を写す風景画 のコーナーです。

70代から90代までの作品です。

半分くらいは
私が日々に追われ美術展どころでなかった頃の作品です。

年齢を重ねても
絵は若々しく
どのようにして心の若さを保ち続けられたのか…

会場の最後の作品「夕星」に
たくさんのか方が長い時間立ち止まり混み合っていました。

夕空にキラリと光る星が1つ…
希望が湧いてくる絵でした。

名残を惜しみながら会場を後にしました。


出てすぐのところに大きなパネルが…

ずっと撮影禁止だったので
たくさんの人が写メを撮っていました。
私もですけど😆

ショップで予約してあった
オリジナルトートバッグを受け取りました。

今日の思い出に大切にします❤️

外に出るともう夕方の雰囲気。

あー…夢の時間でした…

東山魁夷ファンの友人と
唐招提寺の改修が完成したら
障壁画を観に奈良に行く約束をしています。

それまで健康に気をつけて絶対に行かないと‼️
ですね✨
(((o(*゚▽゚*)o)))♡


Amazon

東山魁夷アートカレンダー2020年版 (小型判) ([カレンダー])

東山魁夷アートカレンダー2020年版 (小型判) ([カレンダー])

  • 作者:東山 魁夷
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2019/10/19
  • メディア: カレンダー

楽天