すぎまり39108の日記

絵を描いたり、新しいものを見つけたり、日々の出来事を綴ります。

いけばな 百段階段2018

今日はPさんと
生け花展に行ってきました。

生け花は習ったことはなく、
生け花展も初めてですが、
この間まで華道家がヒロインのドラマ
「高嶺の花」を観ていたので
興味が湧きました。

《いけばな 百段階段2018》
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/ikebana2018

会場のホテル雅叙園東京は、
30年以上前
まだ目黒雅叙園だった頃
友達の結婚式で訪れて以来です。

建て替わってすっかり変わっている、
と言いたいけど、
以前の様子は記憶がおぼろですσ(^_^;)

でも、
とっても素敵には違いないです。

外観は現代的なのに
屋内に川が流れ、
橋があり、
雅な平安風の壁画あり、
日常を忘れる別世界です。

中庭には池や滝まであります。

鯉もいます☺️


何やら素敵な入り口、
と思ったら
なんとトイレ(´⊙ω⊙`)

後学のため中に入ってみると、
朱塗りの小さな橋があり
料亭に入って行くような感じの先には、
漆色のドアに洗面台と高級感あふれ
個室の天井にまで美人画がありました!(◎_◎;)



いよいよ目的の生け花へ!

会場受付前にまずドーン❗️

現代的な照明も使った
存在感たっぷりの作品です。


受付を通ってからエレベーターで上がるのに
また凝ったエレベータードアがありました。

エレベーターの中も
上の階のエレベータードアも全てゴージャスです。

そしていよいよ百段階段です。
天井の装飾も素晴らしい✨


階段の途中に展示の部屋がありました。

この後、
草月流、桂古流、未生流、広山流、麗月流、古流華輝会の
珍しい植物、素材を使った
壮大な生け花の数々です。

入るなり大きな印象的な作品👀

なんの花?
大きな赤い塊は
どうやらジャイアントリリーのようです。

この部屋で使われている素材も書いてくれています。


大きなけいとうも生けてありました。


天井も素敵です。


次の部屋も素敵です。
壁の絵が立体的になっています。


和服の上品な女性が近づいてきて、
壁の絵に合わせて生けてあること
座って低い位置からみるとまた景色が変わることなど
説明してくださいました。

壁の船の絵や菊の花の絵に合わせて生けてありました。


上からの明かりで松が金色に見えます。


柱も立体的に彫ってあります。


壁の絵との調和が素晴らしく、幻想的です✨



上の壁のススキの絵に合わせてあるんですね。



全てがマッチして秋のハーモニーですね。





全部素晴らしくとても載せきれません。

壁や天井の絵との調和や
作品と作品の掛け合いがあり、
色々な角度から楽しめて
見入ってしまいました。

そして階段は九十九段まで来ました。

百段目はどこ?

説明が書いてありました。

奇数は陽数とか、
未完の美学とか、
諸説ありつつどちらも日本的ですね。

花道の歴史の年表があり、
伝統もありつつ
新しいことも試みて
進化を続けていることがわかりました。

集中が解けた時
脳みそに疲労を感じたけれど
とっても素晴らしい時を過ごせました😊

これからは
ホテルや、デパートや、徹子の部屋でも
生け花を見る目が変わりそうです✨